ムチ打ち損傷とはいかにして起こるか

運転者は通常、腕をハンドルに当てて外傷を防ごうとするが、同乗者は衝撃を完全に受けることとなる。受傷直後は首と後頚部の痛みが特徴的で肩甲骨の内側 とそれより下も痛みがあるときがある。頚椎を支持している傍脊柱筋の痛みによる筋収縮が、数日後に起こり、受傷後3~5日後痛みが最高に達するケースが大半です。
俗に言う、オカマをほられた等の、後方から追突の外力衝撃を人間が受けるとほぼ9割は首(頚)が痛められ、同じ背骨上の腰も同時に痛めることがありま す。

それではまず、ムチ打ち損傷とは何かと言いますと、衝撃を受けた骨は(1)強く後方に倒れ(過度伸展)その慣性力で今度は(1)より強く(2)前へ倒れ (過度屈曲)ます。シートベルトを締めていなかったり横からの衝突では左右にふれる場合もあり、時としてダッシュボード、フロントガラス、ハンドルに顔を ぶつけることもあります。予期せず衝撃が首にかかるのですから、反射的に防御できず「コツン」とぶつかられただけれも痛み出すことがあるのです。誰しも経 験があると思いますが、何か難しい事を考えていて後ろから誰かにぶつかられた時のことを思い出してみて下さい!

首の骨は7個あり、衝撃を受けたことにより、骨自体・筋肉や靱帯(スジ)・椎間板(軟骨)を痛め、スパズム(持続性筋収縮)が筋肉に起こり、硬くなり、 神経を刺激して痛みが発生し、運動制限(首が動きづらくなる)が起こります。腕や手の指に放散痛(シビレ)が発生する事は多々あります。

ムチ打ち損傷の85%は後方からの衝突が原因です。女性は男性よりも首が細く、筋量が少ないため、ムチ打ちを起こしやすいと考えられます。


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