かつまたかわらばんNo.224「COVID-19の”いま“」
森 航太
冬らしい陽気になり、所によってはコロナ感染者が増加しているという報道が増えてきている中で、
今回はコロナの現状について簡単にお話しします。
日本では、約9.6万人が感染したと診断されており、これは人口の約0.08%に相当します。
年代別では20代が最多で、20代人口の約0.2%になります。
重症化・死亡者の割合は年齢によって異なり、高齢者が高く、若者が低い傾向にあります。
ですが、以前に比べ重症化・死亡者の割合は低下しています。
重症化しやすい人の特徴については、先程お話しした高齢者、それと基礎疾患のある方です。
リスクのある基礎疾患には、COPD・慢性腎臓病・糖尿病・高血圧などあります。
他国との比較において日本は、人口当たりの感染者・死者数は全世界の平均や主要国と比べ低い水準で推移しています。
他人に感染させてしまう可能性のある期間については、発症の2日前~発症後7∼10日間程度で、この期間のうちの発症直前・後は特にウイルス排出量が高くなるので診断が出た場合は無症状でも不要不急の外出を控えるなどの感染防止に努める必要があります。
ですが、診断が出た人のうち他人に感染させるのは2割以下で多くの人は感染させないと考えられています。
しかし感染リスクの高まる3密や飲酒を伴う食事、大人数・長時間に及ぶ飲食、居場所の移動といった場面などでは注意が必要です。
ここまでお話しした内容がより詳しく厚生労働省のHPから確認できますので気になる方はご覧ください。
皆さん、初心にかえり対策の徹底、体調管理などに気をつけ気持ちよく新年を迎えられるようにしましょう。