かつまたかわらばんNo.219「七夕(たなばた)」

森 航太
皆さん、七夕の季節になりました。短冊に願い事を書くことと思います。
ですが、ただ願い事を書くだけではいけないことはご存じでしょうか?
今回は、正しい短冊の書き方色の意味について説明します。
まず書き方ですが、「~になりたい」と書くのではなく「~になる」と誓いを宣言
することが大切です(現実的な願いを書くことも重要です笑)。
×「一戸建てのマイホームがほしい。」
○「庭付き一戸建てマイホームに住む。」
また、「浮気しない恋人がほしい」のような否定的な表現ではなく、「誠実で信頼
できる恋人がほしい」のように肯定的な表現にすることも大切です。
それから、自分の名前を記すことも大切です(抵抗があればイニシャルでも大丈夫
です!)。
次に短冊の色についてです。
青・赤・黄・白・紫の5色が一般的で、陰陽五行説が元になっています。
陰陽五行説とは「木・火・土・金・水の5つの要素が、世の中の根源である」とい
う考え方です。
『木→青』 『青』→人間力を高める
『火→赤』 『赤』→両親や先祖に感謝する
『土→黄』 『黄』→人間関係を大切にする
『金→白』 『白』→義務や決まりを守る
『水→紫』 『紫』→学業の向上
と色が決まっており、意味も違います。
皆さん、いかがでしょうか。
短冊について知らずに書いていた方も多いと思います。
知らなかった方も今年の七夕から気をつけながら書いてみてはどうでしょうか。
そして、新たな挑戦や目標・夢を模索するきっかけになればと思います。