かつまたかわらばんNo.218「コロナ禍の中、いま思うこと」

院長 勝俣 聡
4月7日の夕刻に発令された緊急事態宣言も5月25日に全国的に解除されました。
だがウイルスがなくなった訳ではなく未だ予断を許さない状況にあるのに違いありません。
政府と各首長からの外出自粛要請を受け日常生活が制限され、皆様もさぞご苦労された事とお察し致します。
しかし一部の輩を除いて日本人とは、実に規律を重んじる国民に違いなく諸外国に比べても現時点での感染者数を抑えられていることは誇らしく思う。
同時に政府の適切な判断により感染の爆発的拡大をこれまで防ぐことができた現実を、客観的かつ正当に評価すべきと思う。
我が国もまだまだ捨てたものではありません。
さて、皆さん。堅い話はこのくらいにして。
この様な時世が落ち着いたらいの一番に何をされたいでしょうか?
私は青空の下で、大ジョッキを高々とかがけ、仲間と肩を組んで乾杯しながら大声で歌いたいものです。(笑)
在宅勤務やSNSの活用で、これから社会のインフラは変わり緩やかではありますが人との係わり合いは希薄になる筈です。
しかし今は難しいかも知れませんが、コンサートホールに行き知らない者同士が、同じ歌を聴き共感することは人間にしか出来ないことですね。
家族や学校や会社などの集団で何より大切な事は周囲の人との共感から仲間意識が生まれることです。
どんなに社会が変わろうが繋がりを大切にしたいものです。