かつまたかわらばんNo.209「タピオカのこと」
小野智博
タピオカは「キャッサバ」というイモから製造されたデンプンの事で、南米が主な原産国となります。
ブラジル先住民のデンプン製造方法を「タピオカ」と呼ぶことから、キャッサバデンプンを「タピオカ」と呼びます。
タピオカはうどん等の麺類、お菓子の「糊(のり)」としても使われ、ミスタードーナツのポン・デ・リングにも入っています。
糊化させたタピオカを容器に入れ、回転させながら雪だるま式に球状に加工したものを「タピオカパール」と言います。
このタピオカパールを2時間ほどゆでて戻すと見慣れた形の「タピオカ」になります。
通常タピオカは乳白色をしており、黒いタピオカはカラメルなどで色付けしています。
タピオカは高カロリー食品で、乾いたタピオカ100グラムあたり355カロリー。ごはん100グラムあたり168カロリーなので、意外と高カロリーという事が分かります。とはいえ、ゆでるとタピオカは100グラムあたり62カロリーになり、さらにドリンクに入っているタピオカは大さじ1杯ほどの量で、カロリーは9カロリーほどという事になります。
今流行のタピオカドリンクをおしゃれに飲みこなしましょう!