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かつまたかわらばんNo.208「夏の時期に多く診られる自律神経の乱れ」

夏の時期に多く診られる自律神経の乱れ

院長 勝俣聡

前回の内容「かつまたかわらばんNo.208」に続き、夏場に多く診られる自律神経の失調から起こる身体の変調について、お話しを致します。

先ず、自律神経とは交感神経と副交感神経(迷走神経)からなりたちます。

この二つの神経のバランスが悪くなるとお身体に様々な不調が現れるようになります。

交感神経は活動な的神経、副交感神経は安静時にはたらく神経です。

例えるなら弓が遠くに矢を飛ばす時、弦が張り詰め、矢が放たれ後にたわむ画をイメージして下さい。

交感神経が優位になり過ぎれば弦はいつか切れてしまい、たわんだままでは矢は飛んでいきません。

この二つの神経のバランスで人の行動が支配されます。

今日は7月30日。

朝からうだるような猛暑です。

屋内にいる時は冷房が効き過ぎ身体が芯まで冷えてしまい、とは言え冷房を入れないと熱中症になってしまいます。

今年のように、梅雨寒から急に猛暑になった際は、今まで問題がなかった方でも要注意です。

特に体力の弱い女性や高齢の方は最要注意。

対処方として、

入浴温度をご自身の体温より3度高くし、不感温度のバスに何時もの倍の時間の入浴。

氷の入った飲み物は厳禁

常温を飲み、疲労感を感じたら目を瞑る事。

視覚から入る情報を極力抑える事。

不調が続く方は御相談下さい。

自律神経位の検査をいたします。