かつまたかわらばんNO.139「梅雨」
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宮崎 光一
6月に入り梅雨の時期になりました。
湿気が多くじめじめとした日や、日によって気候の差があり、エアコンも入り室内外の温度差から体調を崩す方が多くなります。
今回は梅雨の時期の睡眠に関して簡単に書かせていただきます。
私達は体の中心部の体温(深部体温)が下がる時に眠気が強くなります。赤ちゃんや幼い子共は眠くなると手足がとても熱くなります。これは体の中心部の熱を手足に運んで発散する事で深部体温を下げようとしているのです。大人も同じメカニズムです。
暑い季節に寝苦しいのは、深部体温が十分に下がらず、寝付きが悪くなったり睡眠が浅くなったりする為です。
深部体温を下げるには、寝室の環境が大切です。心地よく眠るには室温は26度以下、湿度50~60%が理想的です。寝室に入る前にエアコンなどで温度と湿度を調節し寝付いてから三時間くらいは理想の環境を保ちましょう。
ちなみにエアコンの冷房とドライでは、実はドライの方が消費電力が多く電気代も高いそうです。
これからどんどん暑くなっていきますので、上手にエアコンなどを使って、しっかり睡眠をとり体調を崩さない様に過ごしていきましょう。