かつまたかわらばん NO.124「マイガーデン」
斎藤 一順
先日、おもての街路樹のところにビオラを植えました。
去年植えてみて、
半年も咲いていてくれたので、またやってみようと。
少しは皆さんの目に留まって、
心が和らげばなぁと思うのですが、まぁ自己満足であります。
「園芸療法」という言葉があります。
欧米では盛んに言われていますが、
植物が育っていく様を自身の治癒力に重ねてみたり、
作業をする事が運動であったり、
世話をする事で生活が規則的になったり、
日に当たるだけでも免疫力やビタミンDを養えるとか、
良いことはたくさんあります。
マイナスと言えば、
夢中になり過ぎて腰や膝を痛めるかもしれない事と、
紫外線によるシミ・そばかすくらいでしょうか。
家ではミニ盆栽を育てていて、もう数年になります。
父の影響で始めたのですが、困ったときには相談しているので、
いいコミュニケーションツールとなっているようです。
ここの患者さんにも、園芸が好きな方が、
たくさんいらっしゃるので、色々と勉強させていただいています。
これから寒い冬を迎えますが、必ず春には花が咲きます。
私の家のモミジやケヤキも、必ず新芽が溢れてきます。
皆さんの体調だってきっと、健康の花がひらきますよ。
街路樹のところの、空いているスペースに、
チューリップの球根が埋まっています。
早く春がこないかなぁと、せっせと水を遣っています。