かつまたかわらばん No.119「冬の時にしておかなければならないこと」
院長 勝俣 聡
この度の震災により、
お亡くなりになられた大勢の方々の御冥福を祈ると共に
大切な家屋を無くし、
避難場所にて現在不自由な暮らしを余儀なくされている方々に
心よりお見舞い申し上げます。
三月十一日に東北地方を中心とした大震災から、
早や一か月が経とうとしています。
当院に於いては、計画停電で患者さんに御迷惑をお掛けしております。
政府の対応を見ていても、
なにぶん戦後初の我が国の大震災ですので、
大局を見据えるも、
その日その時の状況に判断せざるを得ないのは必然です。
地震から、ここ一カ月診療をしていて、
不眠や常に揺れを感じる方、
スポーツを自粛し腰痛が強く表れている方の多い事に、
被災地でない横浜で私自身驚いています。
原因の一つには、
連日の新聞報道やテレビの映像で自分自身では、
その時感じ得ない地震に接した恐怖心や、
あってはならない次の災害に対する警戒心、
被災地の方を思いスポーツなどしている場合ではないという
善良な心の表れが徐々に蓄積されているのだと思います。
この状況は、今後当分の間続く事でしょう。
今、この様な有事の際に被災者でない、
私共市民がしなくてはならない事は一言では適当な言葉は見つかりません。
しかし、私共はお亡くなりなった方や被災されている方の事を想いつつ
個々が出来る事をし、委縮する事がなく、
震災以前の生活に慎ましく戻し、健康でいる事が肝要です。
私は小さな接骨院の院長として、職員を守り、
いらっしゃった方々に、
その日、その時、全力で治療し
「楽になり」+「安心」して帰って頂ける仕事をし、
微力ながら社会に貢献します。
日本は素晴らしい国です。
5年、10年後に「地震」を乗り越え「自信」へと変わる日まで、皆で頑張りましょう!